社会人になって毎日仕事に行っているけれど、正直「仕事に行きたくない」。そう考える自分は甘えているのでしょうか?今回は、仕事に行きたくないと感じる原因と解決策をお伝えします。
仕事に行きたくないと感じる5つの理由
社会人になりたての頃は、会社で仕事をすることに意欲的だったのに、数カ月〜数年経った今、「仕事に行きたくない」「会社に行くのが憂鬱」といった症状に悩まされていませんか?
実は、仕事が楽しくない、仕事に行きたくないと悩んでいる人は、一定多数います。
マイナビのニュースによると、男性164名、女性139名、合計303名に「仕事は楽しいですか?」というアンケートを実施したところ、約半数の48.2%が「仕事は楽しくない」と回答しています。引用:マイナビ
仕事に行きたくないと感じる理由は主に5つに分類されることが分かりました。
【仕事に行きたくない理由】
1.仕事でのミス
2.仕事量が膨大
3.職場の人間関係が悪い
4.仕事にやりがいを感じない
5.本当の自分を隠していることに疲れた
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
1.仕事でのミス
→仕事でのミスを犯してしまった場合、大抵の人は「どうしてミスをしてしまったんだ」と落ち込みます。新人時代なら特に業務に慣れていないので細かなミスが続くこともあるでしょう。また、役職が上がると責任も大きくなるので、業務上のミスが大きな問題に発展する場合も。したがって、仕事のミスが原因で仕事に行きたくなくなる気持ちが芽生えてくるのは十分共感できます。
2.仕事量が膨大
→業種にもよりますが、時期によって1日では終わらない膨大な仕事を任される場合があるでしょう。仕事をこなしても終わりが見えないことによって不安が募り、やる気をなくしてしまう可能性があるため、仕事への意欲低下に直結していきます。
3.職場の人間関係が悪い
→仕事のミスや膨大な仕事量があっても、仲間で助けあえるような職場環境なら、仕事に対する悩みは減っていくでしょう。しかし、職場の人間関係が悪いと、スムーズにこなしていた仕事も雰囲気によって滞ってしまいます。
4.仕事にやりがいを感じない
→仕事内容にやりがいを感じない場合も仕事への意欲が低下していくことを覚えておきましょう。例えば、「仕事が単調」「成果が見えにくい」「スキルがうまくいかせない」などモヤモヤを感じると仕事に行っても楽しくない=仕事に行きたくないという理由になってくるのです。
5.本当の自分を隠していることに疲れた
→職場では、本来の自分をさらけ出している人は少ないと思いますが、あまりに普段の自分とかけ離れた姿を演出していることで変な気疲れを起こしている可能性が。職場の中でも数名、本音が言い合える仲間を作ることで、ストレスも軽減していくでしょう。
仕事に行きたくない場合の対処法は?短期と長期に分けて解説
仕事に行きたくないと感じていても、次の日どうしても行かなくてはいけないという状況がほとんどです。
今回は、明日、明後日仕事に行きたくないと感じてしまった場合(短期)の対処法と、長期的に仕事に行きたくないと感じているときの対処法に分けて解説していきます。
【短期編】明日、明後日「仕事に行きたくない」と感じたら
短期的な症状であれば、以下の3つの行動を行ってみましょう。
1.仕事前に気持ちを切り替える
例)
・お気に入りの飲み物を買って出社する
・休憩時間に楽しみを作る(おやつ、音楽を聞くなど)
・お気に入りの洋服で行く
・新しい文房具を使ってみる
など、会社に行って仕事をすることが楽しくなるアイテムを使って、気分を上げていきましょう。
2.仕事後に楽しみを作る
例)
・帰りに本屋に立ち寄る
・夕飯におしゃれなお店に行く
・エステや習い事に行く
会社が終われば楽しみが待っているというモチベーションを作ることで乗り切る作戦です。
3.1日お休みをもらう
どうしても、仕事に行けないくらいダウンしている場合は、お休みをもらって一日休養するのも一つの手です。しかし、必ず連絡を入れるようにしましょう。
【長期編】数カ月前から「仕事に行きたくない」と毎日感じていたら
短期的な方法を試しても毎日思い悩んでしまっているのならば、別の対策を考えた方がいいかもしれません。
その場合は、次の方法を試してみましょう。
1.長期休暇をとる
1日〜2日でリフレッシュできない場合は、長期休暇を視野に入れてみるといいでしょう。もちろん、すぐに長い休みをとるのは難しい職場が多いので、上司と相談の上進めていくと良いでしょう。
2.休職、退職、転職を視野に入れる
長期休暇でリフレッシュできない場合は、心が疲れている可能性があります。その場合は、思いきって別の仕事を視野に入れてみると解決するかもしれません。あなたにとって何が重要か、じっくりと自分と向き合って仕事選びをしていくべきでしょう。
3.コーチングを受けてみる
自分の働き方が分からない、今後どう生きていったら良いか分からないという方は、コーチングを受けてみるのもおすすめ。自分に足りなかった部分が明確化し、自分自身の声を聞きながら将来について考えていけるヒントがもらえます。
まとめ: 「仕事に行きたくない」は甘えではない!自分に合った対策を試してみて
「仕事に行きたくない」と感じるのは甘えではありません。もし、長期的にそう感じているならば、今の仕事を見つめ直す時期にさしかかっているのかもしれません。その場合は短期的な対策を行い、リフレッシュできるか試してみましょう。
もし、長期的に「仕事に行きたくない」と悩んでいたら、長期休暇や休職、場合によっては転職も視野に入れておくべきかもしれません。
もし、「次の働き方で悩んでいる」「自分のやりたいことがイメージできない」というのであれば、コーチングを受けてみるもの良いでしょう。
コーチングやリフレッシュをする他にも、仕事環境を変えてみるという方法があります。
近年はコロナ禍によるリモートワークの普及により地方でもリモートで仕事をできるようになりました。
東京など都心部だけではなく、職場環境や生活環境をを変えてみることで視野が広がる可能性があります。その方法の1つとして地方移住があります。
移住をきっかけに生活環境を変えて新たなスタートを切りたいと検討中の方は、”東京都から4万人転出。人はなぜ移住したいと思うのか。移住理由と移住を経て得た変化”の記事も参考に、地方移住を検討してみてはいかがでしょうか?
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